早速ではございますが本日は嬉しいニュースのご報告…完成しました!
「Provision BUG Special Order Bass」
7月初旬に山口県宇部市の工場に私真木が訪問しまして、Provision代表の宮久社長を始めと
する職人の皆さまにご相談しながらオーダーを進めてきたこだわりのベースが待望の完成!
その時の模様はこちらから♪本機達のマテリアル厳選時の風景も見れます。
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★行ってきました!Provision Guitar "BUG Special Order Bass"
ミーティング & 工場 訪問レポート!

Jazz Bass ×1本、Precision Bass ×2本の計3本をオーダー。
それぞれにコンセプト【サウンド、ルックス、トータルバランス】をしっかり立てて
製作をスタートした、自慢の逸品が出来上がったと自負しております。
今回より3回に分けてそれぞれをフィーチュアしていきたいと思います^^
最初の1本目のご紹介はこちら!

Provision Pro Series VJB
"BUG Special Order"
-Natural-
"BUG Special Order"
-Natural-
【SPEC】
Neck : Maple FB(180R) / Hard Maple Neck / 20F
Nut : 38mm
Body : Selected Light Weight Ash Body(2P) / Black PG(3P)
Pickup : Provision Guitar / original JB-Pro series TT
Control : Front Volume / Rear Volume / Master Tone
Tuner : Hipshot HB2L
Bridge : Hipshot Style B Chrome(Aluminium)
Finish : Ultra Thin Lacquer Finish
Color : Natural
weight : 3.955kg
Price : 334,800円(税込)※ギグケース付属

特にジャズ、フュージョン系の方、スラップを多用するプレイヤーに絶大な人気を誇る
"アッシュボディ×メイプル指板 & ネックの70年代Jazz Bass"
をモチーフに製作しました。
それでは、各所の写真を見てまいりましょう。


前述のリンク先のブログにも掲載のある厳選のアルダー材。
Provision Guitarの木工スペシャリスト永尾さんに事前に厳選して頂いたマテリアルから、
更に本機のコンセプトに沿う材を選ばせて頂きました。

ちょっとマニアックポイントとしては…
70年代のJazz Bass仕様なのにリアPUの位置は60年代(※)!
という部分を取り入れています^^
敢えてリアサウンドが硬くなり過ぎない、絶妙な部分を押し出しました。
(※)70年代からJBのリアPUはブリッジ側に1cm程ズレます。それによりトレブリーな
サウンドへと変わり、70年代JB特有のトーンを決定付けました。
ブリッジにはHipshot Style Bのアルミを搭載。
一音一音の輪郭、粒立ちを追及した結果、こちらのブリッジに決定しました。
本機の早い立ち上がりの音はこのブリッジによる所も大きいと思います。

シンプルなフロントボリューム、リアボリューム、マスタートーンのコントロール。

チューナーにもHipshotを採用。
さすがの抜群のチューニング安定性で安心です。

ネックエンドからのトラスロッド調整の為のボディ & PG加工。
ネックの反り、細かなロッド調整によるサウンドの大きな変化は良いギター、良いベースである程、
シビアで非常に大事に感じておりますので、微調整の為のユーザビリティも忘れずに配慮しています。

フロントPUのピックアップフェンスも付属します。
ルックスのお好み、プレイスタイルで重要なパーツになりますよね。
(事前取り付けご希望の方はご相談ください^^)

ホワイトネックバインディング & ブロックインレイ。
このJBスタイルのルックスの要でしょう!

フィニッシュには極薄のラッカー塗装を採用。
この部分も本来であれば本機のような70年代仕様JBはポリ塗装の所、60年代の
ラッカー塗装を落とし込む、と言うドリームスペックを実現させました^^
極薄ラッカーならではの鳴りを最大限に生かし切るサウンドを楽しんでほしいですね!

そして、本ベースの仕様で叶えたかった事…それは"ウェイトとトーンのバランス"。
本機はアッシュ×メイプルで"3.955Kg"を実現!
どうしてもこの仕様のジャズベースは「軽くても4Kg後半〜重くて5Kg超え」が一般的です。
もちろんその重さがトータルサウンドの大きなファクターになっている事も事実なのですが、
そこに妥協せず、取り回しが良く且つしっかりとした音のコシを持ったアッシュ×メイプルのJB!
というのが本機のコンセプトでした。
結果、ウェイトが軽くてもトーンが腰高にはならない、絶妙なさじ加減を
Provisionが実現してくれました。
ありそうでなかったある種の"理想系のアッシュ×メイプルJB"が誕生した、
と自信を持ってお勧めいたします^^
音の粒立ち、輪郭もしっかりしていますので、音数多めにテクニカルに攻めても、
ピック弾きでゴリゴリ攻めてもOKの一本ですね。タッチに繊細で音の立ち上がりも抜群です。
この出音にそれぞれのパーツのセレクトが生きていると実感する仕上がりです。

いかがでしたか?
今回のJBはシンプルでトラッドなルックスの中に、マニアック且つサウンドに取っての
重要なファクターを散りばめた一本です。
是非実物を見て、弾いて、体感頂けたら嬉しく思います^^
今後、ご紹介するPBの2本もお楽しみに!
3本共にサウンドチェックを終え、既に店頭には展示しておりますので、
待ちきれない方は是非弾きにいらしてください!
それでは、また!
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これ、私も大好きな仕様です。
3.955Kgは驚きの軽さですね。
うちのJazz Bass(1978年製)は5.2kgですからねぇ。。。。
うちのと2本並べて弾き比べてみたい(^^;
こんにちは、お世話になっております!
ルックス、使用アーティスト、サウンド共に自分も好みの仕様です^^
ウェイトも出音に直結する大切なポイントですから、取り回しや
プレイアビリティとのバランスが大切ですよね!弾き比べて見たい〜!
これは良いBassですね。音はもちろん良いのですが何より非常にに弾きやすいです。Provisionさんの楽器に共通しているのですがネックの造りが群を抜いています。どのポジションでもストレスなく、まるでギターを弾いているかのような弾きごごちでした。僕もGeddy Lee のようなJBを作ってもらおうかなー、と真剣に悩む土曜日でした。
こんにちは、いつもお世話になっております!先日はお試し頂けて良かったです^^
仰って頂いたように本当にプレイアビリティが抜群ですよね!
表現欲求に対して非常にストレスフリー!
これはもっと多くの方に体感頂きたいですよね!
ゲディリー仕様オーダー!絶対カッコいいですよ、是非是非ご検討ください^^