さて!先日から入荷ラッシュの福岡店、メンテやクリーニングも進んでおりますので、
順次こちらのブログでも取り上げていきたいと思います!
早速、本日はこちら!

PRS CE24 Alder -Electric Red-
生産完了しても未だなお絶大な人気を誇る「CE」
「え?アルダー?CEってオールマホ or マホボディー&メイプルトップじゃないの?」
とお思いの方も多いでしょう。
アルダーもあるんです!
90年初期に作られていた歴史があり、近年では2008年に一度「CE24/22 Alder」として復活。
その後CEは人気機種にも関わらず惜しまれつつディスコンとなり、結果的にアルダーで作られたCEは数少ないモデルとなりました。


PRS Original Wing Tuner搭載。

PUは「HFS」「Vintage Bass」。
コントロールは3Wayトグルスイッチにモディファイされていますので、ライブでの演奏性は抜群!

メイプルネック。CEのサウンドの方向性を担う重要なファクター!
薄くてテクニカルプレイに利点のあるワイドシンシェイプです。

ブラス一体成型、削り出しのブリッジ!
この年式の個体ならではの嬉しい仕様ですね!


バックもレッド!極小のラメが輝くフィニッシュです✨

カラーは「Electric Red」。メタリックに輝く美しい赤💡
「CE」は元々の定価がお求めやすい価格での販売、ボルトオンネック仕様、バードインレイでは無く、アバロンドットインレイの仕様なので「廉価版?」と勘違いされる事が多かった事も事実。
しかし!断言します、決して廉価版扱いではない本気のUSA製PRSです!
「CE=Classic Erectric」の名の通り、トラディショナルな構成を大切に作られた、弾けばその魅力、存在意義がすごく理解出来るギターです。
事実、ボルトオンならではの立ち上がりの良さとエッジのあるサウンドが近年のラウド&ヘヴィロック、ミクスチャーロックシーンでも重宝されているのを目撃する場面は多いです。
ラッシュのアレックス・ライフソン、野村義男さん、DAITAさん、MUCCのミヤさんもCEを愛用されてますよね^^
本機も立ち上がりの早さ、ジャギジャギとしたトレブル感と、スッキリとしたローがロック系の方にバッチリでは!?という印象です。
高音弦ではミッドが強めに感じられ、低音弦ではローはスッキリとして固め、ピッキングレスポンス良好!といったファーストインプレッション!
マホガニーほどファットにならずに、スッキリとした音の芯が新鮮に感じましたね。

CEは近年非常に人気が高いモデルなので要チェックです!
コンディションは打痕や塗装欠けは若干散見されるものの、ハードウェア類もピカピカ!
即現場で使えるコンディション!
弾き込まれてフレットも減りまくり、ナット減りまくり…というような手をかけないと通常演奏に耐え難い個体の多い中、本機はバッチリ!
初めてのPRSを狙っている方、二本目にちょっと毛色の違うPRSを狙われている方、必見です!是非弾きにいらしてください。
それでは、また!