2015年05月09日

サウンド追求の旅、コンデンサのアレコレ…そしてこれが真打ちコンデンサ!

こんばんは。スタッフ真木です。

GWは終わり、また週末のお休みに突入!皆さま、いかがお過ごしですか〜!

私、真木は珍しく風邪をひいてしまい、なかなかに大変!
「バ○は風邪ひかない」とはよく言いますが…何故かひきましたね〜(笑)
既にかなり快方に向かっていますので、どうか感染を恐れずご来店下さい(笑)

さて、最近は専門学校の新入生さんや大学生の方、バンドマンの方々などご新規のお客様に
多数ご来店頂けているボトムズさんですが、理想の音まで今一歩…というご相談を多く頂きます。

そこでまず、基本的にはギター自体の状態を見て、セットアップサイドから改善、
ポテンシャルを引き出してあげる方向で検討します。
弦高やネックの反り状態、ネジのトルクマネジメント、PU高さ調整などを追い込んでいきます。
もちろん弦を変えれば音も変わりますので、そのご提案もさせて頂いております。

それでもまだもう一歩…という場合、モディファイ。
例えば、コンデンサ交換などもオススメしております!

そこで弊店オススメのコンデンサがこちら。

FSE.jpg

FSE Custom Tone Cap


熊本のアンプビルダー「Fujiyama Sound Engineering(FSE)」が技術者ならではの
卓越した経験と知識を元に、米国SBE社に特注したスペシャルなオレンジドロップです。

http://www.fse-amp.com/fse.html

パワー感、押し出し感とはまた違う、艶っぽさ、奥深さ、味わい深さがトーンにプラスされます。
そして、ボリュームを絞った時に線が細くならず。音のコシが残るのがポイント。
ボリュームコントロールで絶妙に歪み〜クランチ辺りを美味しく使い分けたい方には、
このコンデンサの恩恵は強いですね。

また、現在コンデンサの一般的な容量=0.047μF(シングルコイル)、0.022μF(ハムバッカー)の所、本コンデンサはヴィンテージに使用されていた値「0.05μF」「0.02μF」が敢えて使用されています。

主にギターに使用されるコンデンサの値は0.1μF、0.05μF、0.033μF、0.022μF、など。
容量が大きければ大きいほど、トーンを使用した時、高域をカットしていきます。

なので、一般的に高域が強く出る順番で、テレキャスター=0.1μF、
シングルコイル(ストラト)=0.05μF、P90(ソープバー)=0.033μF、
ハムバッカー(レスポール)=0.022μF、
を取り付けるのが一般的ですが、
ストラトでハイの成分をジャギっと押し出したい、というリクエストで
敢えて0.022μFを取り付ける…ということも有りますので、正解はないのがこの世界ですね^^

また意外と知られていないのが
「トーンは全く使わなくても回路を通っている以上はコンデンサは出音にかなり関わってくる」
という事。

ですので、逆に「トーンは使わないからコンデンサ外してトーンをバイパスにして音抜けを
良くしてしまおう!」という場合、音抜けが良くなる分、最初に感じていたギターらしい厚み、太さ、
良い感じの"音楽的なフィルター感"は無くなってしまうので…一概に正解とは言いがたい、難しい。

元も子もないのですが、最終的にはお好みのお話になります^^;

FSEトーンキャップコンデンサはこれまで弊店オススメのコンデンサとして、
取り付けて参りましたが、全ての案件においてご滿足頂いております。

ピックアップや弦などと同様に、変える事でトーンに変化をもたらすパーツのモディファイは
楽しいですよね。
コンデンサの種類(フィルム、オイル、セラミック)はたまた新鋭ブランドのコンデンサ、
またはデッドストックのオールドコンデンサなど…コンデンサの世界もかなり奥が深いので、
私も楽しみつつもドハマりしないようにしてはいますが(笑)
以前所有していたVanzandtのストラトをいじっていた時は…色々やりましたね〜(笑)

是非こういったモディファイやトーン探求に関しては、ご相談ください!
BUG福岡店スタッフは自身がギター弾いてますので、よりお客様目線でお話が出来るのでは、
と自負しております^^

是非取り付け作業などもご相談くださいね。

それでは、また!
明日もご来店をお待ちしております!

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posted by Maki at 17:36 | 福岡 ☁ | Comment(0) | 製品情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする