さて、早速本日はペダルのご紹介!

若き天才エフェクタービルダーShun Nokina氏のブランド「Leqtique」待望の第三弾ペダルが遂に登場です。
これまでのMaestro Antique Revised(MAR)とMaestoso(MAT)は「TS系」のコンセプトで作られたモデルでしたが、今回の「9/9」は完全なオリジナルモデルのハイゲインディストーションペダルとして発表されました。

今回のカラーリングは赤味のあるパープルにブルーやグリーンが所々に混ざるマーブルフィニッシュ。
同じ模様の物は他には一台として存在しない個体ごとの表情が美しいフィニッシュです。

これまでのモデル同様、アルミ削り出しの筐体。
音に対して妥協の無い拘りを突き詰めながらも、圧倒的なコストパフォーマンスを実現している点も本ブランドの魅力ですよね。

LEDは本体カラーに合わせたパープル!妖艶な光ですね…。
それでは、各部コントロールの説明に個人的なインプレッションを交えつつご紹介。

左側から順に、
●Volume…ご自宅の環境に合わせて極小の設定にしても、しっかりと本ペダルの歪みが楽しめます。
●Treble(小型ノブ)…12時の位置が基準。そこから手前に回すと温かみのあるスムースなリード向けトーンへ、時計回りに回すときらびやかでヌケの良いハイが出て来てくれます。
ギターに合わせて耳痛くならない程度にお好みで調整してあげるのをオススメします。
●Bottom(Bass)…単音フレーズ、リフ、リードなどアプローチに合わせて低音を調整することで音の厚み、存在感をコントロール出来ます。ミュートしたリフでゴンゴン弾く時など、美味しいローの音圧加減を楽しんでください。
●Gain…ハイゲインディストーションの名の通り、最小に絞ってもオーバードライブ程度に歪みは残る仕様です。最大に上げても飽和したようなブーミーな歪みにはならず、しっかりとしたエッジを保ったまま。
4つのコントロールに加えて裏ブタを外すと…

内部にMid Cutコントロールが!
一番左に振り切った状態がデフォルト、強くミッドを感じる事ができる最大の状態です。
そこから時計回りで徐々にお好みで中域を削っていきます。
削れ方も自然でお好みのポイントも見つけやすいですね。ただし、14時辺りからグッとドンシャリに変化しますのでご注意。
9V〜18V駆動との事で、電圧による違いも楽しめます。
(18V駆動=音圧が上がる分、歪みの粒子が荒くワイルドな印象。9V駆動=歪み方が分かりやすく、粒の細かさが際立ちました。)
試奏に使用したギターはPRS CE24 Mapletop 59/09 PU!
(その後にVanzandt STV-R2(ハカランダ指板、アルダー)でも弾きましたが、ローゲインなPUに対してのこのペダルの心強さ、弾きやすさはありがたかったです^^)
個人的にはトレブル12時、ベースは11時、ゲインは14時くらいの設定が「深みはありつつ、キレのあるディストーション」と言った印象でエッジと音圧のバランスが良く好きなセッティングでした。
倍音豊かで、ピッキングへの追従性も良く、粒立ちもしっかりしており、早弾きや16分の刻みなども弾きやすいサウンドになります。
サスティーンも十分でついついレガートアプローチも引き出されてしまう弾きやすさですね。
ハードロック、メタルはもちろん、ラウドやメロデス辺りまでをも十分カバー可能な印象!
またザクザクとした「The High Gain!」と言ったサウンドを基調としながらも、コントロールの組み合わせ次第で温かみのあるリードサウンドも作ることが可能です。
表面的に鳴っているような「エフェクター臭さ」は全く感じさせない仕上がり。
どんなクリーンアンプでもモダンなハイゲインアンプまで持って行けてしまう優秀なディストーションペダルです。(ちなみに今回の使用アンプはクリーンの美しいFender Twin Reverb!)


初回ロット分は毎回即完売が続くレクティークのペダル。
今回の初回ロット分は何とか2台のみ確保することが出来ました^^
売り切れの場合はご了承頂けますようお願い致します。
※9月6日22時20分現在、1台SOLDとなりましたので、残りは写真の右側の個体のみの在庫となります。
価格は17,400円!通販でご注文の方は送料無料サービス致します^^
注目度の高い商品ですので次回入荷は未定です、早い者勝ち!
いち早く手にしたい方はお早めに!
この他にも色々と本ブログでも詳しく取り上げたい商品がたくさん!
充実した状態の福岡サンパレス店です^^是非ご来店頂ければ幸いです。
それでは、また!