こんにちは!お世話になっております、スタッフ真木です。
さて、皆さん!ギターの弦のテンション感にこだわりはございますか?
ブランド、ゲージ、チューニング、ギターのスケール、細かく言い出すとヘッド角、弦のポスト巻き数などなどの要因が絡み合って弦のテンションが決定するわけですが…テンションは大事です!
突然何故こんな話題を出したのかといいますと、購入から7年間ずっとレギュラーチューニングで弾いて来た私の愛機「Custom22」を010〜052ゲージでドロップCチューニング(全弦一音下げ+6弦さらに一音下げ)に変更したからでございます!
レギュラーでは出せないローのゴリゴリ感と現代のロックシーンに対応する為に非常に有利なチューニングでかなり気に入ったのですが、テンションが変わった(柔らかくなった)ことでまた慣れが必要になりました。
今までどおりのピッキングでは弦が暴れすぎてしまい、ピッチを制御出来ない & 弦の振幅を制御するのが難しくなりましたね。
とは言え、悪くなった、という訳では決して無く、またギターの新たな扉を開いてしまったな…という好奇心でいっぱいであります(笑)
弦のテンションに関してはとても難しく、弾き心地という点に置いて大切なファクターです。もちろん音の立ち上がりや粘りなどのトーンにも影響します。
私の場合、0095〜044ゲージを以前は非常に好んで使用しておりました。
弦の揺れ具合(適度に暴れてOK)とテンションが丁度良く気に入っていましたが、どこの楽器店でも手に入るかというとまだその頃はニッチな存在だったので、入手は難しかったのです。
それ以降は入手性の事も考え、010〜046に変更してずっと使用してきましたが、やはりちょっとテンション感はキツく感じましたね。
その反面、生鳴りがグッと大きくなった事も実感出来ました。
テンション=鳴りにもとても影響してきますので、弾き心地を取るか、鳴り感を取るか…ここが難しいバランスです。
こればかりは何が正解!という事はなく、弾き手さんのお好みですので、ピックなどと同様、色々と試してテンション、出音、触り心地、鳴りなどトータルでジャッジしてベストな弦を探されてみるのも面白いと思います^^
(「アーニーボールはピックスクラッチの音が良い!」などの面白い観点からの選択も以前お聞きした事があります^^)
弦のラインアップも今やたくさん増えて、009〜046の便利なゲージがあったり、R.Coccoに至っては0095〜046なんていうハイブリッドなセットもあります。
弊店スタッフからもプレイスタイルに合わせたオススメのゲージやブランドのご提案もさせて頂ければと思います^^
まだ個人的に試した事が無い弦もありますので、逆にインプレッションなどお聞かせ頂けたら嬉しいです。
人間の手はコンマ何ミリの世界まで容易に感じ取ってしまう繊細な感覚を持っていますので、そこがフィット出来たら素敵ですよね!
※弦のゲージ変更をするとネック反りの微調整、ブリッジ調整などを含めた細かな再セットアップが必要になりますので、ご不安な方はご用命ください。
何だか長文になりました(笑)読んでくださった方、ありがとうございました!
それでは、また!
2013年09月12日
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