2014年02月07日

PRSモダンイーグル風 マッカーティ限定モデル PU交換 { #モディファイ #PRS #JapanLimited #YOKOHAMA #楽器フェア #日記 #BLOG #福岡 }

こんばんは。

現在、福岡サンパレス店勤務中の、BOSSこと代表重浦です。
いつもご贔屓に預かり誠にありがとうございます。

昨日の九州地方(特に北部の西と東で)は一時的に吹雪になり、大変でしたね。
「九州は暖かいんでしょう?」とよく東京のお客様に聞かれますが、福岡、特にこのサンパレス周辺は日本海側の海辺ですので非常に寒いんです。
私の出身地の熊本市も有明海と阿蘇山に囲まれた立地条件ですので、夏は酷く蒸し暑く、冬は冷凍庫の中のように寒いのが、意外と他県の方には知られていない事実だったりします。
NHKニュースによれば、明日も全国的に冷え込み、関東の平野部でも積雪の予想が出ています。
去年の1月を上回る大雪になる想定がされていますので、ボトムズアップギターズ東京本店も、交通麻痺等により開店できない恐れもあります。
皆様もお出かけ前の準備や交通情報には十分にご注意ください。

さて、本日は、レアい機種(←若手が切り盛りしている福岡サンパレス店の空気に飲まれて、若者言葉を使用犬あせあせ(飛び散る汗)がメンテナンス&モディファイに訪れましたので、私が即日オペの対応をさせて頂きました。

【BEFORE】
PRS Japan Limited BZF McCarty Red Tiger -ピックアップ交換 & FSE Custom Tone Capacitor 装着-

【AFTER】
PRS Japan Limited BZF McCarty Red Tiger -ピックアップ交換 & FSE Custom Tone Capacitor 装着-

何が違うか分かりました?

え?

綺麗になった?

(笑)

いや、まあ、お気付きだと思いますが、
それでは、ちょっと見てみましょうか。


歴戦の傷が、貫禄ありの一本。
こちらのギターは、日本限定モデルで世界で唯一我々の国日本でしか手に入らなかったレアPRSです

2006年〜2007年頃、既に初代『Modern Eagle (モダンイーグル)』が販売されていましたが、褪色が激しかったり、艶消し塗装が擦れて部分的に艶が出てしまうことなどに消極的意見が寄せられ、『艶有りのモダンイーグル』が熱望されていました。

そこで、2007楽器フェア(パシフィコ横浜)開催にめがけて日本限定モデルとして生産されたのが、こちらの『2007 Yokohama Japan Limited』 別名 「McCarty Roseneck Artist Package with Gloss Modern Eagle Colors」です。

製作総数は当初50本ほどの予定でしたが、ちょっとした後日談も交ざりまして、TOTALで60本前後。それに対して、トレモロブリッジ、ストップテールブリッジ混在、そしてカラーも当初3色(Faded Blue Jean, Red Tiger, Charcoal)でしたが、後日Yellow Tigerもラストロットとして作られまして、、、厳密にどの仕様が何本、どのカラーが何本と説明することが困難なのですが、いずれも極僅か数本ずつしか無いということには変わりがないレアPRSモデルです。

(Faded Blue Jeanのトレモロブリッジ仕様、Faded Blue Jeanのストップテールブリッジ仕様、Red Tigerのトレモロブリッジ仕様、Red Tigerのストップテールブリッジ仕様、、、と分けていくと、それぞれがどれほど少ない数であるかお分かり頂けると思います。)


そんな中で、こちらのギターは「トレモロブリッジ仕様、レッドタイガー」 の McCarty YOKOHAMA Limited Model.
共通する仕様として、『アーティストパッケージ』に準じる装飾とグレードの高い木材が奢られ、ネックはソリッドのインディアン・ローズウッド、そして指板にはハカランダ(Brazilian Rosewood)が採用されています

ネック形状は全て「Wide Fat」です。


この個体も裏のマホガニーに揺らめくトラが浮かびいい感じです。

PRS Japan Limited BZF McCarty Red Tiger -ピックアップ交換 & FSE Custom Tone Capacitor 装着-

全て携帯電話でパパっと撮影した物なので綺麗な写真じゃなくてすみません・・・



フロントのピックアップを外した所

PRS Japan Limited BZF McCarty Red Tiger -ピックアップ交換 & FSE Custom Tone Capacitor 装着-

ディープジョイントのローズネックがくすぐりますね。

ピックアップに何か書かれています。




拡大すると、「YOKOHAMA BASS」と書かれています。

PRS Japan Limited BZF McCarty Red Tiger -ピックアップ交換 & FSE Custom Tone Capacitor 装着-

中身は「マッカーティピックアップ」ですが、ボディカラーとブリッジの違いに合わせて「ゴールド」や「ハイブリッド」の特別仕様で仕立てられたため、このような特別シールが貼られています。

※厳密には、イーグルタグ上にこの表記がある物、無いもの、このシールが貼られている物、いない物が混在します。



この個体にはピックアップキャビティにも「YOKOHAMA」の文字が。

PRS Japan Limited BZF McCarty Red Tiger -ピックアップ交換 & FSE Custom Tone Capacitor 装着-



バーコードの所に書かれているMOD CATという品種コード(仕様コード)を読むと、このギターが
・マッカーティ・モデル
・Flame Maple Top
・Artist Package
・Roseneck
・Wide Fat Neck
・Brazilian Rosewood Fingerboard
・Paua Abalone Bird Inlay
・Tremolo Bridge
・Red Tiger Finish
・Hybrid Hardware
・McCarty Treble & Bass Pickup
・McCarty Circuit
であることが読み取れます。

PRS Japan Limited BZF McCarty Red Tiger -ピックアップ交換 & FSE Custom Tone Capacitor 装着-



で、ピックアップ交換したこちらのギター、
何をしたかと申しますと、

このYOKOHAMA BASSピックアップから「57/08 BASS」ピックアップへと換装。

そして・・・

PRS Japan Limited BZF McCarty Red Tiger -ピックアップ交換 & FSE Custom Tone Capacitor 装着-



前後のピックアップ位置を180度反転させてセッティングしました。

コイルタップ時の内側+内側のミックス音を出すために所有者に頼まれた為です。


PRS Japan Limited BZF McCarty Red Tiger -ピックアップ交換 & FSE Custom Tone Capacitor 装着-



その他、ネック調整や弦高調整、オクターブ調整などを終えて、試奏、セッティングの詰め、そして・・・

サウンドを決める要素のひとつ、「コンデンサ」のチューンナップ!

PRS Japan Limited BZF McCarty Red Tiger -ピックアップ交換 & FSE Custom Tone Capacitor 装着-


もちろん『FSE CUSTOM TONE CAPACITOR』で決まりでしょう。

PRS Japan Limited BZF McCarty Red Tiger -ピックアップ交換 & FSE Custom Tone Capacitor 装着-


※配線は「PUを戻すかもしれない」とのリクエストで結んで綺麗にまとめていない状態ですのでこれが通常の配線品質ではありません。ご理解願います。


こちらのコンデンサは、かの有名な「オレンジドロップ」を作るアメリカの製造メーカーにスペシャルオーダーして作られたFSEオリジナルレシピのギター、ベース、アンプ用コンデンサです。
Made in the USA !!

当社の東京店、福岡店の店頭で、ひとつ¥1,200-(税別)で手に入ります。

PRS Japan Limited BZF McCarty Red Tiger -ピックアップ交換 & FSE Custom Tone Capacitor 装着-

今ならストラト用もレスポール用も在庫抱負にございますので、ぜひお試しください。


そんなわけで今日は、PRSギターのモディファイ&セットアップを担当しました。

それでは、また!

日付が変わる前に退館せねば!!

代表 重浦でした。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/// Twitter ///
https://twitter.com/BuGtrs
/// 両店共通Facebookページ ///
https://www.facebook.com/Bottoms.Up.Guitars
ぜひ「いいね!」をお願い致します♪

posted by 福岡サンパレス店 at 23:54 | 福岡 ☔ | Comment(0) | PRS (Paul Reed Smith) Guitars | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: