2014年03月14日

ソープバー、P-90、ピーキュージュー、ピーナインティ…

こんにちは。スタッフ真木です。
昨晩、九州四国地方で大きな地震がありましたが、大丈夫でしたでしょうか。
福岡は震度3ほどの揺れでしたが、なかなか地震がない地域なので久しぶりに
びっくりしてしまいました。
今後の地震も懸念されますので、気を抜かずに生活したいと思います。

さて、いきなりではございますが…ソープバーPUって…良いですね。

というのも先日入荷の
「Gibson Custom Shop Historic Collection Les Paul '56 Gold Top Gloss(2007年製)」
を弾いたのがきっかけ。
ギター自体の素晴らしさは言わずもがな、改めてこのPUの魅力にグッと来たのでした。

通称「ソープバー」のネーミングは言わずもがな、ルックスが「石鹸=ソープ」
に似ている事から由来しております。
サイズこそミニハム的ではありますが、シングルコイルに分類されるPUです。
(以上、メモ的おさらい)

56GT_Soapbar.jpg

サウンドもさることながら、このシンプルでどこかキュートな外観が
愛されている要因の一つですね。
クリームかブラックかで印象がガラッと変わるのも魅力です。

個人的にも以前よりこの独特な外観と、好きなギタリストがこぞって使用しているのを
目にして耳にして、ずっと気になっているPUではありました。

国内では奥田民生さん、サンボマスターの山口隆さん、BUMP OF CHICKENの藤原基央さん…などギターヴォーカルの方が使うイメージがありますが、
純粋なシングルコイルほど線が細くなく、ハムバッカーほど前に出過ぎてこないサウンドが
歌に寄り添いながら弾くには絶妙にマッチする音なのでしょうね。

純粋なシングルコイルの角を適度に丸くしてあげて、ハムバッカーの低域をスッキリと
してあげたような…且つワイドレンジ。
このピックアップならではのトーンを得られるのが唯一無二の存在感を強くしています。

歯切れ良く、太く甘い…すでに使い古された表現になってしまうのが悔しいですが、まさにその音。

Les Paul SpecialLes Paul Jrに搭載されているイメージが強いですが、
ボディシェイプ、トップの形状(フラット or カーブドトップ)や材構成でもニュアンスは変わり、
ギター自体の素性をアウトプットしてくれるPU…という印象。

そして、ジャンル的にもジャズ、ブルース、ロックンロールはもちろん、
ポップス、ハードロック(!)まで案外守備範囲は広いサウンド。

個人的にオススメの使い方がハイゲインサウンドとの組み合わせ!
輪郭がハッキリとしながら、しっかりと適度に厚みにある音が音数の多いバンド、
音圧のあるバンドではなおさらドラム、ベースとの音域とは被らない絶妙な範囲で
太く且つザクザクと抜けてくれます。
(あくまでシングルコイルなのでノイズにはご注意を!)

もちろん、歌モノの裏でカッティングや少し歪ませてキラっとしたアルペジオ…
などたまらないものがあります^^
クリーントーンでコードを鳴らした時のチリーン!と響くクリアなサウンドも!
(個人的なP90ベストアルペジエイター(?)はSPITZの三輪テツヤさん!)

PRSではMcCarty Soapbar、Custom22 Soapbar(Labor Day Special)などのモデルが
生産されておりました。
今年からArtist PackageにてCustom22 Soapbarが復活!という嬉しいニュースも!

今ではPUメーカー各社がP-90タイプのPUを作っていますが、各社ごとにサウンドデザイン、
ニュアンスは微妙に違う様子。全て同じ個体で載せ替えて弾き比べてみたいですよね。

今、お店にある商品やアーカイブとして保管しているギターを見ても…

ES125_Dogear.jpg

※これは通称「ドッグイヤー」と呼ばれるタイプ。

Special_Soapbar.jpg

Cu22_Soapbar.jpg

石鹸だらけやないかー!!(笑)

最近、非常に泡立っている…違った、ソープバーづいている福岡サンパレス店!
おのずと私もP-90が欲しくなります!(最近ギター欲が半端ない…(笑))

下取りキャンペーンで素晴らしいギター達が集まる中、
試奏やチェックの際に改めて様々なギター、ピックアップ、材構成、などの良さに気づく毎日です!
皆様にも共感を頂いて、良い出会いをご提供出来ればと思いますので、
是非明日からの週末はサンパレス店にご来店ください!

それでは、また!

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posted by Maki at 14:09 | 福岡 ☁ | Comment(2) | ピックアップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
真木さん、お久しぶりです。

他にも、ラリー・カールトンと渡辺香津美さんのLes Paul Special、安藤正容さんのPrivate Stock#502がP-90ですね。

>純粋なシングルコイルの角を適度に丸くしてあげて、ハムバッカーの低域をスッキリと
してあげたような…且つワイドレンジ。

真木さんのおっしゃる通り、まさにこのイメージですね。
うちのP-90はさらにめちゃくちゃ太くてパワフルに感じます。
Posted by tak1994 at 2014年03月15日 12:29
tak1994さん

こんにちは。ご無沙汰しております、真木です^^
コメントありがとうございます♪

ラリーカールトン、渡辺香津美さん、安藤正容さん…
まさにP90の魅力を全て引き出している方々ですね!
58年のSpecial…弾いてみたい〜^^;
Posted by スタッフ真木 at 2014年03月15日 12:57
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