秋晴れが続いて気持ち良い気候の毎日ですね!
本日もたくさんのご来店ありがとうございました!
さて、先日のブログにピックアップしました「FCGR RRS Bravery」!
おかげさまでかなり好評!試奏頂いた皆様の物欲をバシバシ刺激して悩ませているようです(笑)
引き続き、今回もFreedom Custom Guitar Research(以下、FCGR)をフィーチュア!
ギター好きに取って、日々悩ましいお店になりたい!そう思う最近です(笑)

Freedom Custom Guitar Research
Green Pepper -Trans Blue-
"Zebra Wood Top & Back"
【BUG Special Order】
Green Pepper -Trans Blue-
"Zebra Wood Top & Back"
【BUG Special Order】
【SPEC】
Body:Zebra Wood & African Mahogany
Neck:African Mahogany 1P
Finger Board:Rosewwod 22F(280R)
Grip:Pepper
Nut:Silicone Oiled Bone
Fret:FCGR Stainless SP-SF-06WARM
Pickups:FCGR F90 Soapbar、FCGR PPSPTE
Finish:Trans Blue (Poly)
Weight:3.04Kg
Price : ¥359,260-(税別)
FCGRホロウモデルの代表的機種「Pepperシリーズ」。
本モデルはその中でも美しいゼブラウッドをトップ&バックに採用し、
贅沢にもセンターブロック残しでくり抜かれたマホガニーサイド構造を持つモデル
「Green Pepper」。
ちなみに「Pepperシリーズ」は全4種類をラインナップ。
それぞれに構造が違い、オリジナリティのあるサウンドを持っています。
簡単に違いをまとめますと…
●Red Pepper
・オールマホガニーボディ
・ボディバックからのザグり
●Brown Pepper
・オールマホガニーボディ
・ボディトップからのザグり
●Black Pepper
・オールマホガニーモディ
・ソリッドセンターブロックにトップ材が密着
●Green Pepper
・トップ&バックにゼブラウッド、センター部にマホガニー
・詳しくは後述します^^
製作方法、構造の違いでそれぞれのモデル毎に持ち味、
サウンドキャラクターを絶妙に位置づけています。
同じテレキャスターシンラインをベースにしたホロウ構造でも、ここまで多岐に渡り、
研究と開発、そして発信しているFCGR。
まさに"Custom Guitar Research"。
もはや工房を超えたギターラボ、研究所ですね。
さぁ、それでは弊店オーダーモデルのGreen Pepper -Trans Blue-を、見ていきましょう!

美しいゼブラウッドの杢目を生かした「Trans Blue」。
このフィニッシュはもちろん、PUのセレクトなど、弊店ボトムズアップギターズが考える
最高のGreen Pepperを!とオーダーしたスペシャルな一本です。

先述の通り、センターブロックを残してマホガニーを贅沢にくり抜いて、
トップとバックにゼブラウッドを貼っています。
ホロウ内部のセンターブロックは、トップとバックには接着せず空間を設けた独自構造
「MPS(ミドルポジションセンターブロック)構造」。
この特別な構造により、比較的硬質なゼブラウッドの振動を抑えこむ事無く最大限に生かし、鳴り感を強く押し出しながら、どこかソリッド感の残る本機ならではのオリジナルなトーンを生み出しています。このニュアンスは弾くとすごく分かります。

この独自構造とマテリアルを鑑みた上で採用されたPUは
「フロント:F90(FCGRオリジナルP90)」&「リア:Pepper SPTE」。
先日のブログ記事「RRS Bravery」にも採用されているF90 PUが本機フロントにも搭載です。


もちろん本機もFCGRステンレスフレット。
サイズはジムダンロップ6130(ミディアムジャンボ)と近似した形状の「06」。
「WARM」ですので、ニッケル同様のサウンドのまま。
シンラインのホロウ感の旨味をスポイルしてしまう事はありません^^

ネックも比較的がっしりとしたシェイプで、しっかりと鳴り切ってくれますね。
これぐらいの丸みがあった方が握りこんで演奏する際にとても安心感があるのもメリット。

【試奏インプレッション】
まずは、非常に弾きやすい。当たり前のようですがこれは本当に大事です。
これはFCGRのギター、ベース全てに言える事ですが、全て個体に応じてしっかりと
セットアップが施され、いつ弾いても100%の魅力を感じる事が出来る状態で出荷されています。
そして、肝心の出音。
まず、チューニングの為に鳴らした6弦開放の一音の時点でちょっとニヤリ。
単弦だけでこんなにネックにビンビン鳴りを感じれるのか、と。
はやる気持ちを押さえてチューニング後、ローコードのEを一発。
ネック、ボディなどギターに触れている部分の全てで感じられる鳴り感には、
もう思わずニコニコしてしまいました(笑)
あとはローコード、ハイコード、単音リフにアルペジオにリードなど弾き倒し。
ロー弦のしっかりとした輪郭と存在感、高音弦のキラキラとした倍音感が魅力的で、
ワンコードを鳴らしつつ、高音弦はメロディーで遊ぶ…と言うようなアプローチが自然と引き出されました。
ピッキングレスポンスも非常に良く、ピックの種類、厚み、指弾きなどの使い分けで
出音の細かいニュアンスが変わっていく印象です。
音の振り幅も意外と広く、リアPUのクリアで繊細、エッジの立ったサウンド。
フロントPUの適度なまろやかさとファットさを持ち合わせたF90 PUによるサウンド。
相反するようなニュアンスですが、不思議とそれが別物では無く、同一線上にある印象です。
「Pepper」はMr.Children桜井和寿さんなども使用しており、
テレキャスターシンラインをベースにしていますので、Vo&Gtの方にも非常にオススメです。
しかし個人的には、シングルコイルでクランチ気味のセッティングでばりばりテクニカルな
アプローチをしているギタリストさんにも手に取ってもらいたい。
歌のバックでストロークにカッティング、オブリガードにアルペジオにギターソロ…
PU切り替え、空間系ペダルを踏み変え、アンサンブルの邪魔になる寸前で暴れ倒して、
楽曲を彩っているようなギタリストが持つイメージが私は本機から想起されました。
それぐらい個性と汎用性に富んだ、未知数の可能性を引き出してくれる一本だと思います。
ウェイトも3.04Kgと軽めですが、音のコシがなくなる事のない、軽すぎないバランスが抜群。
シンラインは女性が持っても、軽さ、見た目、取り回しの良さもバッチリ合いますよね。

RRS Braveryとはまた別ベクトルでの魅力を放ってくれる一本。
合わせて是非皆さんに弾いて頂きたいギターです!是非、ご来店時にはご注目ください!
★デジマートページはこちら★
●FREEDOM CUSTOM GUITAR RESEARCH {BUG} Green Pepper -Trans Blue-
【ゼブラウッドトップ&バック!!】当社オーダー品
http://www.digimart.net/cat01/shop4895/DS02984059/
●FREEDOM CUSTOM GUITAR RESEARCH {BUG} RRS Bravery -Desert Blade-
/ F90 x2 / FCGR 最新モデル!!
http://www.digimart.net/cat01/shop4895/DS03037247/
いや〜、最近ギターの弾き比べをたくさんする機会が多く、改めて感じるのですが、
ギターって本当に様々な表情、性格、個性があってすごい世界ですね。
そして、純粋にとても楽しいものです^^
たくさんの方に、良いギターを知って頂き、より良いギターライフを楽しんで頂きたいです!
それでは、また!
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私もRRS BraveryとGreen Pepperで最後まで悩んだ一人です。
それぞれ別な個性があって、どちらも欲しくなりますよね。
そういえば、フロントにソープバータイプPUが搭載可能なのはPepperシリーズ中
Green Pepperだけなんですよね。
以前、深野社長に直接確認したらマウントネジの位置からセンターブロックのある
Green Pepperしか搭載出来ないそうです。
確かにそうですよね(^^;
こんにちは^^いつもコメント本当にありがとうございます!
構造上、Green PepperのみにSoapbarを搭載のお話は興味深いですね!確かにそうですよね!
先日のBravery同様、現在Soapbarづいている真木にとっては本機も魅惑の一本です…(笑)