2018年07月04日

BUG 厳選"Martin Acoustic Guitar" 試奏弾き比べインプレッション!

こんにちは。
福岡サンパレス店 真木です!

2018年も折り返し…もう7月!一年って早いですね!

これはうかうかしてられない!人生あっという間!
欲しいモノ、間違いないモノは買わないと損!男の子に生まれた以上、
欲しいモノはまず手に入れる!悩むなら手に入れた後に色々悩む!
買わぬ後悔より買って後悔!…否!
買ったなら後悔せず、悩まずにずっと愛してあげる!で行きましょう!


…という事で(どうゆう事?(笑))今回ブログでご紹介するのはアコースティックギター。
その中でも特に皆さんに推していきたい&弾いてもらいたい「Martin」
弊店でも今年から正式取り扱いを始め、多数の注目を頂いているマーティンです。

★正式取り扱い開始のブログはこちら!★
http://bughakata.seesaa.net/article/457238795.html


モデルラインナップ、それぞれの仕様などのご説明はブログ、デジマートでご紹介しておりましたが、意外と一番気になる&大切な「サウンド」「弾き心地」においてのインプレッションはまだだったな、と思いましたので、今回ブログにてプレイヤー目線からのインプレをお届けしてみたいと思います。
(それぞれのモデルの仕様説明、他の写真はリンク先のデジマートをご参照ください。)
弊店スタッフ真木 & 甲斐 それぞれのインプレを載せましたので是非ご参照ください。

ご紹介するギターは以下の4本!

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D-28、D-18、000-28、そしてUSEDの0-28VSの4本。

★デジマートリンク★
●Martin {BUG} D-28 Standard 【2017年製・最新仕様】福岡店1号機! S/N 2153720
https://www.digimart.net/cat02/shop4895/DS05262271/

●Martin {BUG} D-18 Standard 【2017年製・最新仕様】福岡店1号機! S/N 2135922
https://www.digimart.net/cat02/shop4895/DS05261163/

●Martin {BUG} 000-28 (2018) 【2018年製・最新仕様】福岡店1号機! S/N 2145992
Thanks SOLD!!

●Martin {BUG} MARQUIS Collection 0-28VS 2014 《USED・委託品》
https://www.digimart.net/cat02/shop4895/DS05262281/


それでは早速インプレ開始!




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Martin D-28 Standard
【2017年製・最新仕様モデル】
福岡店1号機 《S/N 2153720》


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《試奏インプレッション》

★真木
レンジが広く、適度に締まった低域、コシのある中域、キラキラときらびやかな高域のバランスが本当に秀逸です。ネックの厚みも均一で、コードもリードもどのポジションでも弾き心地が安定していて、様々な奏法がシームレスに弾ける印象。フォワードシフトXブレイシングによる、音のしなやかさ、きらびやかさ、しっかりとした音の輪郭と和音の分離感。そしてノンスキャロップドらしいガッツのある鳴り感が魅力です。まずMartinをとりあえず弾いてみたい、体感してみたい、と言う方にはスタンダードとなる一本ですね。この一本からMartinの深い世界が始まると思います。


★甲斐
すごく耳馴染みのある音、と言いましょうか、レコードで聞けるようなあの音そのまま!という感じ。ワンストロークで思わず「これこれ!」と言ってしまうような、一番オーソドックスで分かりやすく良い音という感じですね。全体域がバランス良く出ている為か、一番音量感があるように思います。楽器をやっていない方にも「良い音のギターだね!」と言ってもらえる音の説得力がある一本だと思います。

《総評》

これぞMartin!と言える代表的なモデル「D-28」!
数多あるアコースティックギターの中でも「Gibson J-45」と双璧を成す名機ですよね。
スタッフ真木 & 甲斐共に感じたサウンドレンジの広さとバランスの良さがやはりこのモデルの人気の所以ですね。
弾いていて、そして聴いていて理屈抜きで非常に気持ちいい耳障りの良いサウンドです。
ネックの厚みも全ポジションで弾きやすく、オールジャンル対応のストレスフリーな弾き心地。このネック形状のアップデートも含め、トラディショナルなルックス × 現代的な奏法へ対応するプレイアビリティのアップデートが高次元で図られた最高の最新モデルですね。これまでのD-28を知っている方にも改めて触れて欲しい一本です。まず押さえるべき一生モノのMartin、としてオススメです!


★デジマートリンク → https://www.digimart.net/cat02/shop4895/DS05262271/




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Martin D-18 Standard
【2017年製・最新仕様モデル】
福岡店1号機 《S/N 2135922》


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《試奏インプレッション》

★真木
中域が強く、マホガニーボディのD-18ならではの音が存分に楽しめますね。
全弦、全ポジションに必ずあるミッドの存在感が大きいので、一番ラウドに感じます。
コード、単音ともにギュッと詰まった濃い音がしますね。
且つスキャロップドブレイシングによるキラッとした倍音もちゃんと存在し、
バンドサウンドのバッキングのストローク…などで非常に重宝されるのではないでしょうか。これは優劣ではなく、D-28と好みが分かれる、甲乙つけがたい一本ですね。
個人的には今回の4本のモデル中、一番の音の意外性とマホガニーサイドバックの素晴らしさを再確認できた一本です。


★甲斐
ローミッドが強めで、それがサスティーンに良く表れているな、と感じます。
ギュッと凝縮されたような音で、中低域にガッツ、迫力がありますね。全体的にも4本中、一番迫力がある感じです。巻き弦を弾いた時の、ゴッと力強く鳴る感じがすごく印象的。他モデルと比べても、良い意味で独特の溜まる感じ(レイドバック感)があって、そこに何とも言えぬ魅力を感じます。弾いていて癖になりますね。

《総評》

姉妹的存在の「D-28」と比べられる事が多いモデルですが、もはやこのモデルでしか出せないサウンドニュアンスを確固たるものとしています。
「D-28=サイドバックがローズウッド」に比べて、「D-18=サイドバックがマホガニー」の為、ローの膨らみ、ミッドの温かさが本機の特徴。
且つ、高音弦では十分なほどにキラキラとした倍音もしっかり存在しているのも特筆点。
D-28とはブレイシング構造が違い、スキャロップドの為、ゴンゴンしたローミッドのマディなニュアンスの中にもキラッとした質感が確かに残る…いう絶妙な塩梅になっています。

実際、試奏弾き比べされたお客様でも「好み的にはD-18の方が好きかも」「今所有している別のアコギがD-28傾向のサウンドスタイルなので、新しいサウンドを導入するならこっちかな」と言うポジティブフィードバックが多いのがこの個体です。


★デジマートリンク → https://www.digimart.net/cat02/shop4895/DS05261163/




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Martin 000-28
【2018年製・最新仕様モデル】
福岡店1号機 S/N 2145992

Thanks SOLD!!


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《試奏インプレッション》

★真木
ドレッドノートに比べると、音量が絶妙に抑えられていて、コンパクトな鳴りに仕上がっている印象。弾き語りや、歌物のバックでのアコースティックサウンドにうってつけ、と感じましたね。ボディの厚みとサイズがコンパクトな事による恩恵=レスポンスの早さが本個体の圧倒的な武器です。またそれにより、締まった低域 × ジャキっと立つ高域のバランスが良く、キレの良い鳴りを実現しており、コントロールしやすいサウンドと感じました。ガンガンに掻き鳴らしても、歌の邪魔をしない絶妙な音量とキレの良さです。ピッキングに対して繊細に反応してくれる点も、このサイズ感 & スキャロップドブレイシングならでは。ラウンドネックも非常に弾きやすく、どんな奏法スタイル、ジャンル、何でも対応可能な懐の深さも魅力です!


★甲斐
他のモデルよりもドンシャリ感があり、トップの響きが太くて且つ綺麗。
発音の早さもあって単音弾きやハイポジションのサウンドも積極的に取り入れたくなる感じ。上下にレンジが広がっている感じで、ベース音、トップノートを大事にしたいソロギタースタイルにも良く合いそうな印象です。それでいてガンガンとストロークしても出過ぎない、嫌味のない感じが魅力的ですね。


《総評》

こちらもMartinの代表機種。クラプトンの愛用でも非常に有名な「000-28」。
スタイル的にもドレッドノートよりもこちらのボディのくびれがキュッとなっているスタイルが好き!と言う方も多いのではないでしょうか?
ボディ圧も比較的薄めでコンパクト、それによって音のレスポンスと、解像度に優れ、
このモデルならではのサウンドが楽しめます。

指弾きスタイルはもちろん、ピックでガツンで弾いても、どんな奏法スタイルでもOK。
比較的ボーカルさんが弾き語り(ストローク & フィンガーピッキングアルペジオ)ながら使用するイメージも強いですが、ソロギターなどにもバッチリ。また、小気味良くリズミックなアプローチの際にも抜群です。特にネックがラウンドネックにアップデートされた事による、プレイアビリティの向上と、スキャロップドブレイシングに変更された事による音質向上は非常に魅力的です。また、ショートスケールによる若干のテンションの柔らかさが生み出す弾きやすさと音質もこのモデルならでは。取り回しの良さも含めて、女性が持っても非常にマッチするモデルだと思います。

Martinを始めとする多数のアコギを所有のフリークの常連さんにも「2018年ヴァージョン良いね!この仕様は当たりやね〜!」との太鼓判も頂きました!





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Martin MARQUIS Collection
0-28VS 2014 《USED・委託品》


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《試奏インプレッション》

★真木
クラシックギターの名残を強く残しているモデルのせいか、非常に生感の強いサウンドですね。取り回しのいいパーラーサイズならではのレスポンスとウォームサウンドです。サスティーンも非常に自然な減衰で、ナチュラル&オーガニックなトーンが楽しめます。
「ナット幅=47.6mm」と数字的には若干構えてしまう広さですが、ソフトVネックと相まって、体感的にはさほど弾きにくさは感じない…と言う事をまずお伝えしたいです。000-28よりもサウンドホール内の適度な音のたまり感があり、しっかりとしたレスポンスもある、という絶妙な塩梅。特に指で弾きたくなるトーンですね!

★甲斐
音の角が丸くてコロコロとしたトーンで、跳ね返りが強くて気持ちいい音ですね。
高域が少なく、その分非常に落ち着きがあって、趣き深い雰囲気のある音。
弾くポジション、ピッキング位置、指弾き or ピック弾きなどの変化に凄く敏感に反応してくれます。スティール弦ですがどこかガットにも似たサウンドニュアンスを感じるのが不思議です。小さい音量でもとても良い音なので、ご自宅でゆっくりと爪弾く用にも最適だと思います。

《総評》

クラシックギターの名残を強く残したモデルの為、ヘッドのスタイル(スロッテッドヘッド)、シングルオーのニューヨーカースタイルボディがめちゃくちゃカッコいい。
まず、初見でここにやられますね^^

シングルオーサイズならではのレスポンス、取り回しの良さ、どこがガットギターのようなサウンドニュアンスを感じる独特の鳴り。今回の4本の中で一番、弾き応えのある味わい深い鳴りで、弾くジャンルや奏法がギターに寄って引き出されるような印象さえありますね。ドレッドノートや000(トリプルオー)とはまた違う側面のMartinの魅力に触れたい方には是非おすすめしたい一本です。例えば、一日の終わりに何気なく爪弾くと一瞬で心を解いてくれるような…そんな優しいトーンが魅力の個体です。

一度、ボディバインディング浮きの修正歴がありますが、よく見ないと分からない程に美しく補修されています。(正規輸入代理店にて修正作業済み)
これからも第一線でバリバリ活躍してくれる一本です。


★デジマートリンク → https://www.digimart.net/cat02/shop4895/DS05262281/




以上になります。インプレッション、如何でしたでしょうか。
元バンドマンの真木、現役ギタリストの甲斐のそれぞれの感じ方があり、面白いインプレになったかと思います^^

今回の4本それぞれが各々の確固たるサウンドアイデンティティを強く持ったモデルなので、同じブランドとは言えど、同じ土俵の上では比べきれない程に個々の魅力に溢れた4本です。

「今どういったサウンド、弾き心地が欲しいのか」
「どういった音楽ジャンル、プレイスタイルなのか」
「主にどんなシチュエーションで弾くのか」


など、様々な条件で選択するギターは分岐してくると思いますので、是非弾いてご判断頂けましたら幸いです。自分で弾いて選んで迎え入れたアコースティックギターは、所有満足感もひとしおだと思いますよ。
詳しいサウンドとフィーリングは是非、店頭にて試奏でご確認ください。
全モデルを弾き比べて、ベストな一本を是非迎え入れてください。

Martin の他にもGibson、Headway、お求めやすい価格帯ではEpiphoneやLAGなど、
多数の厳選アコースティックを取り揃えておりますので、こちらも是非ご注目頂ければ嬉しいです。

特にずっとエレキギターを弾いてこられた方に是非アコースティックギターの扉を開くお手伝いが出来たら、と思います。良い意味で、全然違う楽器である事 & 表現方法の違いにきっと楽しみを見つけてもらえると思います!


それでは、また!

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posted by Maki at 18:50 | 福岡 ☁ | Comment(0) | アコースティック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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