本日の福岡は最近の天候には珍しい雨模様、雷まで鳴る始末!
ですが、サンパレスは第29回福岡県吹奏楽コンクール、お隣の福岡国際センターでは湘南乃風と大変盛り上がっておりましたよ^^
きっと明日はまた夏らしいカンカン照りに戻ってくれるでしょう^^
さて、最近はこんな素敵本を自宅で読んでおります。

マーシャル50周年を記念したマーシャルONLYの本「Marshall Chronicle」。
JTM45、1959などのVintageから近年を代表するモデルまでを網羅したマーシャルファンのみならずロックファン必見の一冊ですね!
マーシャルを使用してきた代表的なギタリスト達、マーシャルのサウンドが唸る名演が聴ける名盤紹介なども。
特に国内を代表するマーシャルフリークのギタリスト4人の対談(石原"SHARA"愼一郎さん、ルーク篁さん、三宅庸介さん、島 紀史さん)は読み応えありますね。
第一線で様々なマーシャルを鳴らしてきた方々の非常に為になるお話がたくさん。
マスターボリュームの無い頃の100Wモデルをペンペンした歪まない音で弾いて「あのCDと同じ音が出ない…マーシャルは難しいアンプだな!」と感じたマーシャル初体験…などのお話は何かグッときます。
その点、私の学生時代は既にJCM900、2000などのモダンな機種が主流になっていましたので、小音量でガッツリ歪ませることが出来て楽だった…のかも知れません。
また、第一線の方々はヴィンテージマーシャルのみにこだわっているのかな、と勝手に思い込んでいたのですが、現場によってJVMを鳴らしていたり、Mode Fourのキャビネットを使っていたりと近年のモデルにも評価が高く、時代を問わず「その時に求めている良い物」を使用されているのも印象的でした。
私もエレキギターを始めた当初から「ロック=マーシャル」という憧れがビギナーながらにあり、初アンプはVALVESTATE VS15、高校時代には「50Wの方が歪み出しが早くて弾きやすい!」というプロのギタリストの言葉を参考に、何も分からずJCM2000 TSL60 Head + 1960Aキャビネットを貯めたバイト代全額つぎ込んで買いました!
(ある日、学校から帰ると玄関に「Marshall」の文字の巨大な段ボールが置かれていた時は痺れるほど感動しました(笑))
しかし、当時の私は「歪み至上主義」。
マーシャルの旨味などは理解せずに、リードチャンネル最大ゲインにRAT2をガッツリ歪ませて、ローミッド上げまくったゴリゴリのブーブーな音で使っていましたけど…(笑)
当時憧れていたギターの先輩に「気持ちはわかるけど、真木の音はエレクトリックハムサンドイッチみたいだな」と書かれたアドバイスの手紙を頂いた覚えがあります(笑)
(かつてスティーブ・ヴァイがフランク・ザッパにそんな事言われていたような))
…すいません、脱線しました。
工場で作られていく過程の模様もあり、あのロゴが入った梱包段ボールも自社で作っているとなると…段ボールすらも愛おしくなってしまいます^^
(事実、私は実家倉庫に段ボールも取っておいてます)
山口県柳井市のマーシャル・ミュージアム・ジャパンについても詳しく取り上げられています。
(こちらには完全プライベートで本気で一度お邪魔してみたい!)
【Marshall Museum Japan Official Home Page】
マーシャルはやはりあの外観!もはやロックギターの象徴。
「Marshall」ロゴはギターをまったく知らない人にも伝わるほどにアイコンとしても存在感抜群。
音はもちろん、あのルックスのアンプを背に爆音で鳴らす事がギタリストに取っては非常に重要!
私も曲がりなりにもマーシャルを聴いて弾いて来ましたが…まだまだ何も分かっていないですね!
いかにしてマーシャルがこれまでのロックサウンドの歴史、もはやロック自体の歴史を作り上げてきたのかを改めて知ることが出来た気がします。
またこの本で勉強しなおしてみようと思います。オススメの一冊です^^
製作秘話もとても面白かったのでこちら「マーシャルブログ」も是非^^
【Marshall Blog】
それでは、また!