2021年04月05日

Headway 2021 限定モデル【HF-531 & HD-531 SF,S-ESU/ATB】 スタッフ試奏インプレ

こんにちは。福岡サンパレス店です。

4月に入りました!今月も元気に音楽を楽しんでいきましょう!

さて、今回は昨今、非常に需要が高まる「アコースティックギター」のご紹介!


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Headway 2021年 特別限定モデル
HF-531 & HD-531 SF,S-ESU/ATB


毎年、希少材の採用や、コンセプトを持った美しいデザインを取り入れ、
【完全限定生産】にて少数のみ製作される、Headway(ヘッドウェイ)の特別なシリーズ。待望の2021年ヴァージョン!

《ドレッドノートモデル》、《000(トリプルオー)モデル》の2タイプ。
同じマテリアル&デザインを用いて、完全限定生産にて製作されました。

しかも今年は、《ディバイザー30周年》という節目の年
まさしく記念碑的なモデルが誕生。

しかも、九州で店頭にて実際に実機が見れる、弾ける、買えるのは弊店が唯一です。


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美しいインレイワーク、厳選に厳選を重ねた希少材を贅沢に奢ったマテリアル…などの、
ビジュアル面と希少価値的な側面が特にフィーチュアされますが、今回の個体達…

何と言ってもとにかく音が良い!

という訳で、サウンド面にフィーチュアして、恒例の試奏インプレをお送り致します!

これまでも数多くのHeadwayを扱ってきた福岡サンパレス店。
なお且つスタッフ真木がHeadwayオーナー!という事で、本ブログを参考にしてもらえたら嬉しいです。

それではGo!




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Headway HF-531 SF,S-ESU/ATB "
2021 Limited Model"
【限定18本のみ / Deviser 30th Anniversary】

↓↓ デジマートリンク ↓↓
https://www.digimart.net/cat02/shop4895/DS06802854/


試奏インプレッション


【真木's インプレッション】

000タイプの特徴でもあるキラキラとした高音の美しさに加え、レンジの広さと"出音の濃密さ / 情報量の多さ"が本モデルの旨味かと感じました。和音を弾いた時のどこまでも伸びやかで、減衰しないサスティーンも病みつきになりますね。

また000ならではのボディのサイズ感が生み出す、出音の早さ、ハキハキとした歯切れの良さ、低音の適度な締まり加減、音の直進性は抜群で、リズミック且つ軽やかなカッティングやストロークが必要な場面でも、存分にポテンシャルを発揮する一本ですね。
スラム奏法でパーカッシブに弾くアプローチなどにも良さそうです。

スケール:628mmも影響してか、ドレッドノートより若干弦のテンション感もしなやかで、弾き心地の良さに加え、鳴りに深みと奥行きを生んでいると感じました。
弦の振動を余す事なくネック、トップ、ボディに伝えてギター全体で音を空間に飛ばしている感覚です。
結果、高音弦でも音が鋭利に立ち過ぎない、煌びやかながらもちょっと甘さと拡がりを内包したトーンになっています。
歌いやすいギター、と言いましょうか…トップノートでメロディーを歌うようなアルペジオなどを自然と弾きたくなるようなトーンニュアンスです。

トータルとして、一般的なイメージ「000=繊細でコンパクトな出音」と言うイメージをプラスアルファで超えて来てくれるのが素晴らしいですね。


【甲斐's インプレッション】

第一印象で、音が速い = ホール内で音が反射する速度が速いといった印象です。
ノリの良いドライブ感を演出したい時や、楽曲内でキレのあるブレイクがあったりすると、頭で描いたそのままのニュアンスを出力してくれそうです。

強めのパームミュートを当ててあげても、腰高に「カッッカッッ」と子気味良く鳴ってくれるので、パーカッシブに行きたい時も「そうそう!」と言いたくなるような反応を見せてくれます。

ソフトなピッキングにも反応が良いので、『家でアコギは音量的にちょっと・・・』という方でも気軽に、小音量でも本機のポテンシャルを存分に楽しめる個体だと思います。




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Headway HD-531 SF,S-ESU/ATB "
2021 Limited Model"
【限定12本のみ / Deviser 30th Anniversary】

↓↓ デジマートリンク ↓↓
https://www.digimart.net/cat02/shop4895/DS06802853/


試奏インプレッション


【真木's インプレッション】

…もうチューニングで6弦開放を鳴らした時点で既に音が良いです(笑)

ドレッドノートならではのボディサイズが生み出す、ホール内でしっかり音が増幅されて広く大きく拡散されるあの感覚は、抜群に良いですね。
芯の音がしっかり太く、且つアコギに欲しいキラキラとした倍音がしっかり音にまとわりついて音が広がります。

そして、とにかく音が大きい!ピッキングに対して素直でレスポンス抜群。
中低域のどっしりと締まった芯の有る鳴りの豊かさは特筆モノです。
音の押し出し感や、ガツッと弾き鳴らしたい時はしっかりラウドに、繊細に爪弾きたい時は艶やかに…と、よりアーティキュレーションが付けやすい、表現力のある一本と感じました。

歌に負けない&寄り添う歌モノの伴奏でも、ギターのみのソロスタイルでも、バンドサウンドの裏に鳴るさりげないストロークでも、プレイヤーの気持ち一つで適材適所にコントロール出来る懐の深さを持つ一本です。
ギター一本で弾き語りのスタイルでも、心許なさを感じさせない音量と音質、音楽的に豊かなレンジは演者の味方になってくれると感じましたね!

先述の000タイプにも共通して言えるのですが、良いギターを弾いた時に感じる「弦に触れただけで音が出る」あの感覚も感じました。
レンジが広く、芯音の太さ、適度な倍音、伸びやかで透明感のある澄んだ出音は、今回の限定モデルが単なる希少材の採用ではない、音へのこだわりの末にセレクトされたマテリアルである事を体感出来ます。


【甲斐's インプレッション】

HFと比べて「より空気が振動している」のが分かりやすく感じられます。
ボディ内で複雑に音が絡み合ってホールから出てくるのがダイレクトに伝わって来て、
ギター自体が「呼吸」しているように感じます。

ドレッドならではの力強さや迫力はありつつも、コードでダマになり過ぎず均一な分離感をもって聞き取りやすい音色に仕上がっている点は、さすがのHeadway。
単音でも一音一音に太さがあるので、しっとり爪弾いてあげると、ストローク時とはまた違った表情を見せてくれます。

『大きな鳴りを身体で感じながら演奏したい』
『その時々の盛り上がりにもしっかり付いて来てほしい』
という方にピッタリだと思います。

また、これは両モデル共通の感想なのですが、本モデル採用の「Extra Slim U(ESU)ネック」のグリップ感がこれまた秀逸!
「エクストラスリム」という語感から結構薄い仕上げを連想しますが、しっかりと握り込めるグリップ&サウンドを犠牲にしない素晴らしいバランスの太さです。違和感無く絶妙に確実に弾きやすくなっている、これは素晴らしい仕上げです。

最終的な出音を一番に重視しながら、しっかりと強度は持たせつつ、絶妙にプレイアビリティのレベルを上げて来る職人業…さすがです。




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いかがだったでしょうか?
詳しい仕様や詳細な写真はリンク先のデジマートに譲るとして「写真では伝わらない個体の良さ・楽器としての本質」を出来る限りお伝えしたく、福岡店スタッフの真木&甲斐でインプレにまとめました!
是非参考にしてもらいつつ、店頭にて弾き比べて選んでもらえたら最高ですね!

正直、ここまでのスペックとサウンドを実現しながら、

💡実売価格:334,400円(税込)💡

と言う価格には…スタッフ一同、驚きを隠せません。

完全限定生産品の為、欲しくなった時が一番の旬、タイミング。
福岡サンパレス店が自信を持っておススメする特別限定モデル、是非ご注目ください。




昨今、自宅の時間が増えた事で、新たにギターに挑戦したり、心機一転ギターに向き合ってみようと再開する方に「今買うべき一生モノのアコースティックギター」としておススメしたい逸品です。

アンプやエフェクターで様々なサウンドを駆使して組み合わせて楽しむエレキギター以上に、持って生まれた個体その物の作りや個性、鳴りが大切になるアコースティックギター。悔いなくずっと愛せる一本を是非購入して頂きたい気持ちです。

エレキギターがメイン、と言う方もアコースティックギターを手にする事で、より広がる作曲のイマジネーション、新しい奏法の習得、普段とは違うフレージングの閃き、色彩豊かなコードヴォイシングの発見や開拓など…ギターの表現力がより幅広くなる事をお約束します。




最後に…本機達の美しいルックスをフィーチュアした動画をアップしましたので、こちらもどうぞ。








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2018年11月21日

もっとHeadwayに触れて欲しい!弊店厳選の限定モデル「Headway」ラインナップをフィーチュア!

こんばんは、福岡サンパレス店真木です。

さて早速ですが、今回ブログにてご紹介するのはこちら!

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Headway_Limited_Model_Yasui_Furihata_HF442KOA_Side.jpg

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Headway Guitars!

何度かこちらのブログでも筆者の私(真木)もHeadwayユーザーである事は書かせて頂いた事がありますので、知って頂いている方もいるとは思いますが、贔屓目に見なくても純粋に本当に素晴らしいギターですので、是非一度弾いて頂きたい!

そのパッションのみが筆を取らせた今回のブログ!
弊店のHeadwayラインナップのご紹介と合わせて、試奏インプレッションをお届けします。ご興味を持って頂けたら是非ご来店&お問合せを頂けますと嬉しいですね!

写真や仕様などに関してはリンク先のデジマートページも合わせてご参照ください!
今回は主にプレイヤー視点からのサウンド&プレイアビリティのインプレッションを中心にお送りしたいと思います^^




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HF-442KOA ARS/ATB
【AAAA(4A)グレードのフレイムコアサイド & バック
完全限定6本生産



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【試奏インプレッション】

"AAAA(4A)グレード 極上フレイムコア"を始めとする極上のマテリアルの美しさが特徴の本機ですが、肝心のサウンドもめちゃくちゃ良いです!

000ならではの音のレスポンスの良さはもちろんの事、鳴りがしっかりとサウンドホール内で響いて前に出ていく感覚…と言いましょうか、
ワンストロークでグッと心つかまれる鳴り感はさすがです。
どこかドレッドノートを思わせるような音量で、線の細さは一切感じさせない一本です。
000-42の伝統的なモデルへのリスペクトをしっかりと押さえながらも、ヘッドウェイ独自の「ARSブレイシング」を取り入れる事で、和音単音共にハッキリとした音の輪郭と澄んだサスティーンの付加を実現していますね。
プレイヤーの演奏次第で繊細にもワイルドにも舵を切れる懐の深さを感じました。

極上材の採用とあまりに美しいルックスなので、ガンガンに弾くのを躊躇ってしまう気持ちも分かりますが、この個体が数々のライブやRecなどで弾き込まれて、今以上のサウンドに仕上がっていく…その未来が本当に楽しみに感じる一本です。
ルックス、サウンド、共にワンランク上の素晴らしい一本。
正直、ここまでのマテリアルと作りでこの価格は…お得だと思いますね!


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HF-F's 413ARS/ATB
【マスタービルダー"降幡 新"氏が手掛けるカスタムモデル
完全限定10本生産



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Headway_HF_Fs_413ARS_ATB_FB_Neck_Head.jpg

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【試奏インプレッション】

Headwayマスタービルダー、名匠:百瀬 恭夫 氏とともに、ヘッドウェイのカスタムショップビルダーとしてギター作りを行う、"降幡 新" 氏が製作プロデュースした特別限定生産モデル。僅か10本のみの特別限定品です。

伝統的な000=トリプルオーシェイプ × マホガニーサイド&バックの「HF-413」を基本に、
Headwayの伝統のギター作りを忠実に再現しながら、降幡氏ならではのオリジナリティと個性を絶妙に落とし込んだトラディショナルな逸品。

一見すると、この3本の中では一番シンプルでトラディショナルに忠実な一本…に見えますが、右手の肘が当たる部分が浅いコンター処理がされているなど、プレイヤー視点の心憎いエッセンスが光る逸品です。
弾いてみれば恩恵を存分に感じる事が出来ますし、ギタリストはこういった隠れたこだわりにグッと来ますよね^^

ホンジュラスマホガニーサイド & バック(ローズ3P) & びっしりと目の詰まったシトカスプルースの組み合わせ、と言う事でどちらかと言うとスペックからはマイルドで温かみのあるトーンを連想しますが、実際には太く甘いサウンドの中にキラリと光る倍音感、音の艶、輪郭、分離感が秀逸な一本。
弾き手にも聞き手にも耳痛くなく、プロアマ問わずに誰しもがイメージする「純粋に良いアコースティックギターのトーン」ですね。
このサウンドはギターに詳しくない方でも「良い音だね!」と納得してくれる訴求力と説得力のある素晴らしいトーンだとおススメします。
今回の3本の中では一番音楽ジャンルを選ばずに様々な現場に持ち出せる一本かもしれません。


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HC-Y's Concept /ATB
【マスタービルダー"安井 雅人"氏が手掛ける
カスタムモデル 完全限定10本生産



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Headway_HC_Ys_Concept_ARS_Head.jpg

【試奏インプレッション】

先述の降幡氏同様に、Headwayマスタービルダー、名匠:百瀬 恭夫 氏とともに、ヘッドウェイのカスタムショップビルダーとしてギター作りを行う、”安井 雅人“氏が製作プロデュースした特別限定生産モデルです。本モデルも完全限定10本生産のみ。

まずルックスとしては、新形状のヘッドシェイプやピンレスブリッジのカッタウェイモデル…と言う、ある意味でHeadwayの名前を冠するモデルの中ではトラッドとは違う、異質の存在感を放つ本機。

今回ご紹介の3本が同時入荷してから、何気に一番試奏のご希望が多いモデルかもしれません。試奏頂いた皆さんが一様に「めちゃくちゃ弾きやすい!」と言ってくださるお言葉が真実ですね。工場出荷時の段階で比較的ローアクションな弦高設定のプレイアビリティを保ちながら、肝心の鳴りは一切損なう事のない芳醇なサウンドを実現。

特にエレキからの持ち替えが多い方などには、このネックフィール、構えた時のサイズ感と厚み、コントロールしやすいサウンドニュアンスは心を掴まれると思います。
特にソロギターや複雑で頻繁なコードチェンジを演奏させる方には抜群の相性だと思います。ピンレスブリッジの採用でサドルへの弦の角度が浅くなる事で弦のテンション感が若干柔らかくなっている事も弾きやすさの要因ですね!

これまでのヘッドウェイの伝統を"良い意味で裏切る"モダンなデザインとプレイアビリティにこだわったモデル。ヘッドウェイフリークの方はもちろん、アコギフリークの方、良いアコースティックを一本検討中の方は是非お試し頂きたい個体ですね。




いかがでしたでしょうか。
極上のマテリアルを用いて、熟練の職人によって丁寧に作り上げられるギターはきっと一生モノとしてお喜び頂けると思います。
私も所有のHD-528(Custom Series)は一生モノのアコギとして、これからも愛用していく所存です^^

Headwayフリークの方にはもちろん、Headwayにまだ触れた事無かった、他のブランドを愛用しているけどHeadwayにとても興味ある、と言う方と素晴らしさを共有出来たら…私もいちユーザーとして、おススメするショップ店員としても嬉しい限りですね。
是非Headwayの魅力に更に一歩踏み込んでもらえるよう、精一杯お手伝い致します!

11月も終盤で寒くなってきましたので、体調には気を付けてお過ごしください。
今年の冬は自宅で温かくしてぬくもりのあるアコースティックギターのトーンに癒されてみてはいかがでしょうか。
それでは、また!

☆Headway以外の福岡サンパレス店アコースティックのラインナップはこちら!
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Headway_Limited_Model_Yasui_Furihata_HF442KOA_Top.jpg

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2016年03月11日

珠玉のアコギが入荷…!「HEADWAY HD-115ATB 2016 Limited」

こんばんは。福岡サンパレス店 真木です。

さて、先日より新入荷ラッシュの続く福岡店ですが、その中でも久しぶりの
"アコースティックギター"に今回はスポットを当ててご紹介したいと思います。

HEADWAY_HD115_ATB_2016Limited_Main.jpg

HEADWAY HD-115ATB
"2016 Limited"

【Spec】
Body Top : Adirondack Spruce
Body Side&Back : Madagascar Rosewood+Honduras Rosewoo
(centerpiece)-3P
Neck : Honduras Mahogany 1P
Finger Board : Ebony
Bridge : Ebony
Bracing : Forward Shift X Bracing
Scalloped at : Bracing Scalloped
Scale : 648mm
Machine Heads : GOTOH/SE-780-06 MGG
Width at Nut : 43mm
Finish : Thin Urethane
Price : 336,960円(In Tax)


HEADWAYの2016年リミテッドモデルが入荷しました!
D=Dreadnought、F=Fork(000)2機種合わせて50本のみ生産された完全限定モデル。
(なんでもDの方が生産数の割合は少ないとか…)
こちらの「HD-115」はヘッドウェイの長い歴史の中でも代表的なモデル。
その2016年限定モデルです。

昨年、飛鳥工場を訪問させて頂いている & 個人的にも私がHEADWAYは所有している事もあり、
これは自然とご紹介にも熱が入ってしまうのは…ご容赦ください(笑)

それでは各所のご紹介です。

HEADWAY_HD115_ATB_2016Limited_Inlay_Treeoflife02.jpg

やはり目を引くのはこのインレイ"Tree of Life"
ギタリストなら、一度は所有してみたい!と思いますよねこのインレイ。
その美しい装飾を際立たせる漆黒のエボニーを指板に採用。

HEADWAY_HD115_ATB_2016Limited_Soundhall.jpg

"アディロンダックスプルース"のトップ。
ピックガードにも"Tree of Life"インレイが入っているのがまたカッコいいですね。

HEADWAY_HD115_ATB_2016Limited_Headstock.jpg

ヘッドにも"Tree of Life"インレイ。

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Martin D28に代表される"ダイアモンドヴォルート"を採用。

HEADWAY_HD115_ATB_2016Limited_Bodyback.jpg

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サイドには"マダガスカルローズウッド"、バックには"マダガスカルローズウッド × ホンジュラスローズウッド(センター)"の3ピース材を配しています。

HEADWAY_HD115_ATB_2016Limited_Honduras_Neck.jpg

ネックには"ホンジュラスマホガニー"

もうここまででホンジュラスローズウッド、マダガスカルローズウッド、ホンジュラスマホガニー
…もう字面と響きだけで買いたくなりますよ!(笑)

HEADWAY_HD115_ATB_2016Limited_Joint.jpg

ヘッドウェイの技術力の高さとこだわり、絶対的な自信と信頼を垣間見る事のできる
「後仕込み」ジョイント部分。

【後仕込みとは?】
ボディーとネックをそれぞれに塗装を行った後、伝統的な蟻溝工法にてジョイントされる方法。別々に塗装を施したにも関わらず、隙間なく組み込まれた技法は圧巻の一言。
ギターの重要な部分である"ネックとボディの接合部の組み込み精度の高さ"を重要視し、
且つ美しさを追求した仕上がりです。
現在、この仕込み方を採用しているメーカーは少なく(手間と精度を求められるため)、
HEADWAYの組み込みの精度の高さ、技術力を顕著に表している一部分です。


本機はATB=飛鳥チームビルド製
ATBは巨匠「百瀬 恭夫」さんの下で10年のキャリアを積んだ数人のメンバーで
製作されるラインです。
しかも、ヘッドウェイのスタッフをして「飛鳥チームビルド史上一番いい音がするギター」
と言わしめた逸話を持つモデルです。
もうそのヒストリーだけで所有してみたくなりませんか?

HEADWAYの面白い所は、その年の限定モデルを生産した際に、昨年と同じモデル名だとしても、マテリアルが違ったりと、本当の意味での"その年のみの限定品"として発売している所。
特に今回のこの2016年モデルはインレイの豪華さであったり、採用されたマテリアルに関しても
これまでのHD-115 限定モデルの中でも軍を抜いているのではないでしょうか。

HEADWAY_HD115_ATB_2016Limited_Adirondack_Spruce_Top.jpg

実際に弾いてみましたインプレッション。
まずは、持って弾いた瞬間に理屈抜きで「うわ、これは良いギターだ!」と感じました。
それはボディバランス、ネックシェイプ、組み込み精度、マテリアル構成…などの様々な
要素から成る、総合的な直感的ファーストインプレッションです。

トップの弾性とサイド&バックの剛性(固さ)のバランスが非常に良く、タイトでありながらも
しっかりとした音の広がりとやわらかさがあり、ずっと弾いていたくなるような印象です。
ローズらしいドシッとして重厚感のあるロー、キラキラと倍音豊かな高音のきらびやかさ、
グラッシーで澄みながらどこまでも伸びやかなサスティーン。

「フォワードシフトスキャロップブレイシング(※)」の恩恵も大きく、
ソフトタッチでも鳴ってくれる表現力の幅広さは特筆です。
フィンガー、ストローク、ピッキング方法や強弱でどの分野にも対応し得る一本だと思いますね。

(※)ブレイシングをサウンドホール側に寄せ、ブレイシングが弧を描くように加工をする事で
ボディトップの振動の幅を広くし軽いタッチでも響き、エアー感のある弾き心地と鳴りを実現した独自のブレイシング。


今後弾き続けていく事によって育つ更なる伸びしろを感じさせ、新品の時点で
末恐ろしいギターですね。
家弾き用として爪弾くか、弾き語りでガンガンストロークするか、などプレイヤーさんのスタイル、
弾き方でも育ち方は結構変わるでしょうね。

改めて感じましたが、アコースティックギターの素敵な所は、やはりコード一発で
その場の空気を変えてしまう所ですよね。
それはエレキとはまた違ったベクトルでの大きな魅力だと思います。

これまでエレキ一辺倒だった方、そろそろ良いアコギを一本…とお考えの方、是非オススメ致します。アコギを弾く事で見えてくる新たなギターの景色、フレージングの変化、プレイスタイルへの
影響は計り知れない物があると思います。
きっと本機が一生モノの一本、相棒として寄り添ってくれると思いますよ。




昨年、Deviser工場をお伺いした際の特集ブログも是非御覧ください!

"Deviserファクトリーツアー"出張レポート 前編【出発 & Deviserショールーム編】

"Deviserファクトリーツアー"出張レポート 後編【ファクトリーツアー編】


それでは、また!
明日からの週末もご来店をお待ちしております!
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